まずはこのページを開いてくださって、ありがとうございます。
ここでは、「おだやかホームケアラボ(仮)」をどんな思いで運営しているのか、そして記事の探し方・読み方のポイントをまとめました。


このサイトで分かること(5本柱の紹介)

このサイトは「在宅での介護を、もう少しおだやかに・ラクにする」ことを目標に、次の5つの柱で情報をまとめています。

① 日常生活の「動き方・介助のコツ」

ベッドから起き上がる、トイレに行く、着替える、入浴する…。
在宅介護でいちばん悩みやすい「毎日の動き」を、作業療法士の視点でかみ砕いて解説します。「どこを支えるとラクか」「介護する人の腰を痛めない持ち上げ方」など、具体的な手順や声かけの工夫を紹介していきます。

② 福祉用具・自助具の選び方と使い方

手すり・歩行器・シャワーチェア・ベッド・ポータブルトイレなど、福祉用具はとても便利ですが「種類が多すぎて選べない」という声も多いです。
このサイトでは、現場でよく使われる用具の特徴や向き・不向き、実際に使うときの注意点、「買う前にレンタルで試してみたい場合」の考え方などをまとめています。場合によっては、身近なもので作れる簡単な自助具も紹介します。

③ リハビリ・からだの整え方(無理のない範囲で)

専門的な訓練というより、「日常生活の中で無理なく続けられる動きの工夫」を中心にお伝えします。
関節を固めないためのポジショニング、寝たきりでもできる軽い運動、座ってできる足の体操など、「これならできそう」と思える内容を目指します。※後述の通り、具体的なリハビリ内容は必ず主治医・担当リハ職に確認した上で行ってください。

④ 住まいの工夫・環境づくり

段差・滑りやすい床・暗い廊下・トイレまでの距離など、家のつくりが負担や転倒リスクにつながることがあります。
ここでは、住宅改修(手すり設置・段差解消など)から「今日からできる小さな工夫」(マットの敷き方、照明の位置、家具の配置)まで、在宅介護目線での住環境の整え方を紹介していきます。

⑤ 介護者の心と時間を守る工夫

在宅介護でもっとも見落とされがちなのが、「介護している側の疲れ」です。
このサイトでは、全部一人で抱え込まないための考え方、サービスの使い方、ちょっとラクになる家事の工夫、気持ちがしんどいときの視点の切り替えなど、介護者の心と時間を守るヒントもお伝えしていきます。


こんな方に向けて書いています

このサイトは、次のような方を主な読者として想定しています。

在宅で家族を介護している方

・自宅で親や配偶者、きょうだいなどを介護している
・病院や施設とは違う「家ならではの困りごと」が多い
・ケアマネさんや訪問看護師さんに相談しつつも、「ちょっとした動かし方」や「細かい工夫」をもっと知りたい

そんな在宅介護のリアルな悩みに、作業療法士の視点から寄り添いながら情報をまとめています。

一部プロの介護士だけど「NGと分かっていても自己流になっている」方

・デイや施設などで介護職として働いている
・忙しさから、つい「早いけど腰に悪い持ち方」をしてしまう
・「本当はこうした方が良い」と分かりつつも、改めて基礎を確認したい

現場でよくある「分かっているけれど現実的に難しい」という悩みにも触れながら、「無理のない範囲でできる改善」を一緒に考えていきます。

これから親の介護が始まりそうで不安な方

・親が高齢になってきて、そろそろ介護が必要になるかもしれない
・何から準備したらいいのか、漠然と不安
・仕事との両立や、きょうだいとの役割分担も気になっている

そういった「これから介護が始まるかもしれない時期」の方にも、今から知っておくと少し気持ちがラクになる情報をお届けしたいと考えています。


記事の読み方・探し方

このサイトは、「困っている場面」や「病気・状態」から、必要な情報にたどり着きやすいように整理しています。

「困っている場面」から探す(メニュー説明)

トップページやメニューには、次のようなカテゴリを用意しています(例):

  • ベッドから起き上がる・立ち上がり
  • トイレ・排泄の困りごと
  • 入浴・清拭
  • 食事・更衣
  • 夜間のケア・見守り など

「今いちばん困っている場面」から選んでいただくと、その場面に関する解説記事・用具の紹介・ちょっとした工夫のアイデアなどがまとまって読めるようにしています。

「病気・状態」から探す(タグ説明)

同じ「立ち上がり」の困りごとでも、
・脳卒中の後遺症
・認知症
・パーキンソン病
・高齢による筋力低下
など、原因や状態によって注意点は変わります。

記事の下部やサイドバーには「病名・状態」のタグを付けていますので、
「脳梗塞」「認知症」「骨折後」など、気になる状態のタグをクリックしていただくと、その状態に関連する記事をまとめて読むことができます。

※サイト内検索窓がある場合は、キーワードを直接入力して探していただくことも可能です(例:「トイレ 立ち上がり」「ベッド 柵 転落」など)。


執筆者について(作業療法士としての立場・注意書き)

このサイトの執筆者は、医療・介護現場で勤務経験のある作業療法士です。
主に在宅や病院で、「日常生活の動き方」「福祉用具の使い方」「家の環境調整」「ご家族への介護指導」などを行ってきました。

その経験をもとに、「専門職の言葉を、できるだけ分かりやすく翻訳して届けること」を心がけて記事を書いています。
一方で、インターネット上の情報には限界があります。必ず次の点をご理解ください。

医療的判断は必ず主治医や専門職に

・このサイトの内容は、個別の診断や治療方針を決めるものではありません。
・転倒リスクや骨粗鬆症の有無、心臓・呼吸の状態などは、それぞれの方の病状によって大きく異なります。
・「この運動をしても大丈夫か」「この介助方法で負担はないか」など、具体的な判断が必要な場合は、必ず主治医や担当のリハビリ職(PT・OT・ST)、看護師、ケアマネジャーなどに直接相談してください。

あくまで「一般的な考え方・工夫」の紹介です

・記事で紹介している内容は、あくまで「よくある場面で使える一般的な考え方・工夫」です。
・同じ病名でも、体力や認知機能、住環境、家族構成によって「最適な答え」は変わります。
・記事の内容をそのまま当てはめるのではなく、「うちの場合はどうアレンジできそうか?」といったヒントとしてお読みいただければ幸いです。


最後になりますが、在宅介護は「正解がひとつではない世界」だと思っています。
このサイトが、完璧を目指すためではなく、「今より少しラクになる工夫」「これでいいのかも、と思える視点」を見つけるための、ささやかな道しるべになればうれしいです。